ホーム > 振袖ワンポイントレッスン > 美しい振袖姿のための基本 振袖のマナー

美しい振袖姿のための基本 振袖のマナー

振袖を着たら、立ち方、座り方、食事の作法、車の乗り降りなど、 ちょっとしたしぐさでも洋服のときとは違う動きが必要です。 これらを知っているかどうかで、振袖姿にもかなりの差が。 さまざまなシーンのためにちょっとした立ち居振る舞いのポイントをご紹介しましょう。 ポイントを意識することで自信を持って振袖を着こなせることでしょう

立居振舞の9POINT


1.歩くときは内股ぎみに

振袖の着姿を美しく見せるために、歩き方はとても重要です。
OK
OK
背筋はきちんと伸ばして
やや内股気味に小さめの歩幅で歩くのがポイントです。
よく、お腹を前に出して後ろに反り返るように歩いているのを見かけますが、
次のようにするとよりキレイに見えます。

1.あごを引き、腰をやや引きぎみに、さらに肩の力を抜きます。
2.そして、片足を半歩下げ、反対の足につまさきを添えるようにしましょう。
3.足の指先を外側に向けずに、振袖の裾がはだけないくらいの歩幅で歩きましょう。
NG
NG
大股でスタスタ歩くと
着崩れの原因にもなり、 裾がはだけて足首がのぞき、がさつに見えます。



2.手を上げるときは、ヒジを出さないように

タクシーをとめたり、モノレール等で吊革につかまったりするときも気配りをしましょう。
OK
OK
両脇をしめ、手首の袖口をかるく押さえる
手先だけが出るようにします。
たったこれだけの注意で、
着姿の美しさがアップします。
NG
NG
袖口から二の腕や長じゅばんが見えると
見苦しく、品が悪く見えます。
洋服の袖と違って、振袖の袖口は大きく
開いていることを忘れないように。注意しましょう
立っている時は、いつもひざをぴったりつけてください。
足を開いたり、休めの姿勢をしているのは美しくありません。


3.車に乗るときはお尻から

乗り方が悪いと、見た目にきれいでないだけでなく、着くずれの原因にもなります。
OK
OK
お尻を先に車に入れる
車の乗り降りをする時にはまずお尻を先に!
袂を合わせて左手に持ち、乗る位置を確かめたら上前を右手で押さえ
腰を屈めて体を90度に回しながら最後に足を入れる
シートに持たれないように気をつけましょう
降りるときは、乗るときと同じで上前と裾を持ち体の前方へ、両足を地面におろします。 ※帯やおはしょりのチェックも忘れずに!
NG
NG
頭から先に乗る
頭から先に乗るとヘアースタイル崩れたり、
お尻が突き出て、裾から足首やふくらはぎがみえてしまいます。
頭を車体にぶつけることもありますし、着崩れの原因にもなります。


4.いすには浅めに腰をかける

OK
OK
いすの右側に立ち
左手で袂を持ち上げ、
右手で上前を押さえて左側から座るようにします。
背筋を伸ばし、帯をつぶさないように浅く腰掛け、
2枚の袖を重ねて折りたたんで、ひざの上に置きます。
NG
NG
深く腰掛け、背もたれに体を預ける
袖が床についてしまい、
せっかくきれいに結んだ帯がつぶれ、
形がくずれてしまいます。

5.階段の上り下りも袖に気をつけて

振袖の着姿を美しく見せるために、歩き方はとても重要です。
OK
OK
袖と上前を持って上り下りする
袖を腕に掛け、上前をおはしょりの下で
かるく持ち上げます。
降りるときは、体を少し斜めに
片手で階段の手すりをつかみます。
NG
NG
勢いよく上り下りする
裾から足がのぞくので気をつけて下さい
裾を踏んで転びやすくもなりますし、袖の汚れの原因にもなります。

6.立ったり座ったりは両足をそろえて

あしさばきに気をつけて
OK
OK
両足をそろえて座ります
立ち上がる時は、つま先をそろえて、裾を踏まないように注意ながら
静かにゆっくりと立ちます。
NG
NG
両足を離して座る
裾から奥がのぞけることにもなって見苦しい。

7.落としたものを拾うときは袖に注意

OK
OK
長い袖と裾を汚さないように
袖が地面や床につかないように片手にそろえて持ち、
上前を押さえて体を少し斜めにして腰を落とします
NG
NG
NGです
裾や袖が地面や床につき、汚れの原因になります。

8.挨拶は上体を静かに傾けて

OK
OK
背筋を伸ばしおへそに力をいれます。
両手の指と、両足を揃え、膝頭まですべらせる感じで、
上体を静かに前に傾けるときれい。
目線も自然に下げます。
NG
OK
入り口に入ったときの向きのまま
草履をそろえて脱いで上がります。
体の向きを変えて座り、
鼻緒を持って180度回してそろえ直します。

食事のマナー

シミ
シミをつけないためには?
ナプキンの端を襟にはさみ、
上前の上に広げてガードします。
ナプキンを用意していないお店では、
大判のハンカチを持っていると、
シミの応急処置にも使えて重宝します。

グラスの持ち方
グラスの持ち方は?
グラスの水滴は振袖にシミをつけます。
紙ナプキンなどでグラスを包んで
持ちましょう。
こぼしてしまったときは、
すぐに乾いたハンカチなどで
こすらず水気を吸い取っておきます。
足がしびれた!!
足がしびれた!
座って食事をしていて立ち上げる時、
足がしびれていることがよくありますよね?
無理に立ち上がらず、片足ずつそっとずらして。
しびれがおさまるのを待ちましょう!

シミをつけたとき、どうするの?

シミ
シミをつけてしまったら、 乾いた布でたたくだけにして、 あとは店舗におまかせを。 大切なのは、シミの原因が何かを覚えておき、 店舗にきちんと伝えることです。
液体や雨は?
水、ジュース、コーヒー、アルコール類、おしょうゆ、血液、泥はねなどがついたら、 すぐにティッシュや乾いたハンカチ、タオルなどで吸い取ります。 熱い液体がしみ込んだときは、水を少し含ませた布で、ぼかすようにたたいて取ります。
汗は?
乾いたタオルでかるく拭き取っておき、脱いだらすぐに風に通します。
寒さ対策
成人式が行われるは真冬。何枚も重ね着するし、ショールも用意したから、寒さは大丈夫と思っていませんか?
油断は手元と足下に。開いた袖口からは冷たい風が入ってきます。 草履は寒さを防いでくれませんし、足袋以外は素足。 手元対策にはおしゃれを兼ねて手袋を。 ファーの飾りのついたものや肘までの長さのものがオススメ。 足には指先がオープンになったきもの用パンストを。 とくに寒がりの人には必需品かも。